産院から退院してからの生活はどのように過ごすのだろうと疑問に思っていませんか?2児の母である私が退院後1か月どのように過ごしたかの体験談を綴っています。この記事を読むことで退院後1か月の生活をイメージする手助けになれば幸いです。
産後4日目:退院
午前中に退院し、自宅へはタクシーで帰りました。
タクシーでのチャイルドシートはどうするか?
タクシーではチャイルドシートの着用が免除されます。
しかし、チャイルドシートは安全のためのものなのでチャイルドシートなしで、だっこしたまま乗車するのは安全を確保できているとはいえないと思います。
そのため、大人だけがシートベルトを着用した状態から、抱っこ紐で赤ちゃんと自分を固定するという方法でタクシーに乗車しました。
退院から1~2週間
義母が手伝いに来てくれました。
- 食事
- 洗濯
- 上の子の世話
- 赤ちゃんのミルク・おむつ替え
をお願いしていました。
夫は1週間程、有休をとって
- 上の子の世話
- 洗濯
などをしてくれていました。
はじめのうちに義母に何をお願いするかきっちり決めていなかったので、お互い何をしたら、何をしてもらったら…となったので、はじめに夫・義母と話し合って、何をしてもらうのかということを具体的に決めておいた方がいいと感じました。
義母が上の子を見てくれているおかげで、日中に休むことができたため、疲れもたまることなく回復しました。
〈1日のスケジュール〉
時間 | 私 | 上の子 | 赤ちゃん | 義母 | 夫 |
7:00~10:00 | 起床、赤ちゃんの世話、朝食 朝食後:上の子と遊ぶ、休憩 | 起床、朝食、遊び | リビングに降りる | 朝食の支度、上の子の世話 家事(昼食の支度も含む)、上の子の世話 | |
12:00 | 昼食、上の子と遊ぶ | 昼食、遊び | 休憩 | ||
13:00~15:00 | 上の子とお昼寝 | お昼寝 | 赤ちゃんの世話 | ||
16:00 | 休憩 | おやつ、遊び | 上の子のおやつを見てくれる | ||
17:00~ | 上の子と遊ぶ | 遊び | 夕食の支度 | ||
18:00 | 夕食、上の子と遊ぶ | 夕食、遊び | 夕食、休憩 | ||
19:00 | 夫と一緒に赤ちゃんのお風呂 上の子がお風呂から上がったら着替えなどを手伝う(入浴中は休憩) | お風呂 歯磨き | 休憩 | 赤ちゃんのお風呂 上の子とお風呂 | |
20:30~0:00 | 休憩 | 就寝 | 赤ちゃんの世話 | 上の子の寝かしつけ 赤ちゃんの世話 | |
0:00 | 就寝(3時間ごとの授乳はある) | 寝室に移動 |
赤ちゃんは7~0時までは授乳以外は義母が(帰宅後は夫も)見てくれていて、0~7時の時間帯は私1人でお世話をしていました。
3時間ごとの授乳はあるものの、それ以外のことを手伝ってもらえたため、7〜8時間程自由な時間があり、ゆっくりできていました。おかげで疲れはたまらず、体調は回復していきました。
産後2週間健診
私のみ健診へ(子どもたちは義母と夫に見てもらっていました)
検査内容としては尿検査、体重測定、血圧測定、内診がありました。
産前より体重が13㎏程増えました(43kg→56kg)
今回の健診で48kgと減ってはいたものの、産前の体重より+5kgです。
退院から2~3週間
子どもたちを連れて実家へ帰省しました。2週間帰る予定でしたが、1週間で帰ってきました。
早めに帰宅した理由は
- 両親とも共働きで平日の日中は家にいない(日中はワンオペ)
- 上の子も下の子と同じ部屋で寝ているので泣き声で起きることがある
- ベビーゲートなどがないため上の子の安全確保が不十分(キッチンに入ったり、階段を上ったり…など)
- 家よりおもちゃが少ないため、上の子の遊びに付き合う時間が多く必要で休めない
逆に良かった点は
- 外へ遊びに連れて行ってくれる
- 仕事から帰ってからや休日に子どもたちの世話をしてくれる
- 食事を作ってくれる
- 家事を全てやってくれる
- 犬がいるので子どもが喜ぶ
自宅から実家の距離が近ければ、自宅に手伝いに通ってもらうということができたのかもしれませんが、距離的に現実的ではありませんでした。
自宅へ帰ってからは日中ワンオペ、夫の帰宅後はお風呂や寝かしつけ、洗濯などを手伝ってもらいました。また一時保育を利用し、休息をとれるようにもしていました。
産後1か月健診
私と赤ちゃんの健診でした。
赤ちゃんの身長・体重は成長曲線の標準内で、体重増加は1日30gの増加しており、順調とのことでした。
私の体重は2週間健診の頃と変わらず、増減なしでした。
体調については腹痛、軽い下痢があり、胃腸炎だろうということで薬を服用しました。(第1子の時はなかったことでした。)
薬を服用することで、症状はだいぶ緩和されました。
後陣痛、会陰の痛み、腕の痛みはもうなくなっていました。悪露もほぼなく、おりものシートで問題ないくらいの量になっており、内診でも問題なしと言われました。入浴の許可も出て、久々に浴槽につかることができたので嬉しく思いました。
~赤ちゃんとの健診の持ち物~
抱っこ紐
母子手帳
乳児一般診査受診券
赤ちゃんの保険証(まだできていなかっため、お会計がでた場合は後日、保険証を持っていったら払い戻しをしてくれるということでした。ちなみに、1か月健診では受診券使用で支払いはありませんでした。)
おむつ3枚
おむつ袋
お尻拭きシート
赤ちゃんの着替え(肌着、肌着の上に着る服(プレオール))
哺乳瓶一式、粉ミルク、熱湯、湯冷まし、ガーゼ(私は家を出るギリギリに授乳したため、持っていきませんでした。母乳をあげる場合は授乳ケープがあると便利です。)
産後1か月を経て感じたこと
産後まもなくのため、身体を休めることを第一に考えましたが、上の子がいるとなかなか休めないと感じました。
夫、両親や義母に手伝ってもらったり、一時保育を利用する、子どもたちが寝ているタイミングでも家事をせずに休む、ということで乗り切りました。
また完璧主義にならない、という意識も持ちました。
今までは掃除機は毎日、この曜日は決まった箇所の掃除をする、洗濯はこういうこだわりがある、食事は毎日ちゃんと手作りで具材を多く使って栄養面を意識する…などなど。
こうしなければならない、と思っていました。しかし、手を抜いていいんだ、と思うようにしました。また他人に家事をしてもらうときは自分ルールを押し付けない、最低限できていればいいや、と思うようにしました。
他の人に頼ったり、制度を利用したり、完璧主義から脱却する、合間を見つけてで睡眠をとる。
これらのことを意識することで1か月無理なく過ごすことができました。
また時短家電を使うことでも楽ができます。うちでは深型の食器洗い乾燥機があり、本当に重宝しています。また使ってみたいと思うものはロボット掃除機、電気圧力鍋、ドラム式洗濯機などがあります。
制度としては一時保育をよく利用しています。ベビーシッターや家事代行も気になっています。
色々と便利な物・制度があるので、それらを活用することで無理なく、快適に生活できると感じます。
この記事を読んでくれた方が産後の生活がイメージでき、少しでも快適な生活をすごすことができるようになればいいなと思います。
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